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Posted by naturum at

2012年05月08日

不本意ながら・・ブログ引越します

ショッピングの王様、楽天ブログから創め、

アクセスの多いのがアフリエイターと気づき気持ち悪くなり、

釣りブログの王様ナチュラムで落ち着こうとしました。

が、

不本意ながら、FIELD又左衛門ブログの検索キーワード

第一位が「越辺川ブラックバス」


なんでやねん・・ガーン




おそらく、アユの棲む荒川水系の川で、

世の中で記事の少ない越辺川を紹介した際に、

ブラックバス問題を取り上げたのが検索に引っかかるようになったのでしょうね。

「越辺川ブラックバス」でSEO対策がしっかり出来たようです(笑)

この際だから、拙者またバザーになりますかね~(笑)イカ

・・・

思い出話になっちゃいますけども、

拙者はブラックバスの日本元祖ともいうべき神奈川県の生まれでして

ほど近いところに相模湖・津久井湖・芦ノ湖がありました。

釣りキチの爺様2人と父親の影響で3歳児から竿を握り、

海や湖、川と本当にあちこち連れて行ってもらいました。

風来癖はその時から身についたんだと思います(笑)

とうの昔の話ですが、

親父が押して投げれば飛ぶ「ピストル」を持って、

その先には、金属のハネが付いた丸いものをひたすら投げていました。

時折バコンとバタバタする丸いものめがけて

魚が跳ねていたのを覚えています。

思い出せばそれは、クローズドフェイスリールにジッターバグ

バコンの正体はブラックバスでした。

それから結局、親父は一度もバスを釣ることもなく、

ルアーセットは物置の奥へと仕舞い込んだままでした。

それから埼玉へ引っ越す事になり、魚の多い釣り場がいっぱいあって

物心ついた拙者はそのルアーセットを持って、

バスなどいるか分らない野池でひたすら投げて練習し、

このリール(クローズドフェイス)はダメだ、飛距離が出ない。

じゃスピニングはどうだろう?よく飛ぶぞ~!

飛んだことで嬉しくなり

キャスティングの練習はキチガイ級、野池にはバスがいないことにようやく気づいて

渓流へと足を運んで、初めてルアーでヤマメを釣りました。


ヤマメイワナは沢山釣れて、狙い撃ちができるようになり、

河口湖でスプーンでバスを釣ったのは今でも覚えています。

それからスプーンでバスを釣るのが得意になり、

そのうち見えバスには「スピナー」が有効だと発見し

更に、そのころからワームが流行りだし、もう面白いようにつれました。

六月の朝4:50からフィールドに出て、夜の8:00頃までひたすらバスを釣り、

48匹だか49匹辺りで、とうとう暗くなったので終了したのがバス釣りの最高引数です。

その日がやたら日が長い「夏至」の日だということもフィールドから教わりました。

道具もバスフィッシングは極めて魅力的で、

シマノバンタム・ダイワマグサーボ・アブアンバサダー・・

ルアーも超個性的で

ウイグルワート・ホッテントット、ボーマー、レーベル、クレイジークローラー、バルサ50etc

夢の一杯詰まった、

あのへんてこなプラグで釣れた時の感動は何とも言えませんでした。

仲間でバンドも組みました。

バンド名も「BLACKBASS」

もう、バス変態だったとも言っていいでしょうね(笑)



楽しいバスフィッシング

でも、それはすべて、湖や池であり、漁協の公認で楽しく釣れた場所でした。

日本のカルデラ湖や山上湖、人造湖には元々魚がいない所へ、漁協の努力で釣りという文化を作りあげています。

芦ノ湖で大正時代からいたブラックバスが
何十年も生態環境問題にならなかったのは、山上湖にいたからです。



いつからか、バスフィッシングがビジネスモデルとなり、

釣り具チェーン店ができると、その周りでバスが釣れるようになります。

釣具屋の店員?バザー?誰がバスを放流したか定かではありませんが、

バスフィッシングを提供する店の周りでバスが飛躍的に増えるのはまぎれもない事実です。

そしてとうとう、禁断のにバスが放たれました。

日本の国土は川があり農耕文化の伝統で、田んぼが必ずあります。

日本の川の水は農業用水・水利組合権、導水事業などによって網目のようにつながっています。

あまり知られていませんが、埼玉県は日本一水辺の多い県で川や沼、用水路が無数にあります。

特別天然記念物ミヤコタナゴ、ムサシトミヨなどの希少淡水魚も生息しているのです。

ちょっと前までは、タナゴなどどこにでもいましたが、

バスが川に放たれたことにより、タナゴの代わりにバスが釣れることが多々あります。

どうしようもない細い用水路にまで子バスがいて、繁殖・食害の物凄さを痛烈に感じます。

小魚が居なくなったのはバスのせいではないと言いたいですが、残念ながらバスの影響は多大です。

本来いなくても良い所にまでバスが繁殖しているのです。

川幅50センチの用水路に子バスが沢山いても、ルアーフィッシングの対象にはなりません。

バスはそんなところで釣っても面白くないはずです。

川に放たれたバスが本流筋で繁殖し、導水事業の利便性と相まって洪水や開門等、

何かのきっかけで分流へと流れ込み、逃げ場を失ったバスは生きるために本能のまま小魚を食い荒らし、

エサがなくなり、やがて死んでしまいます。

本当にバスフィッシングを愛すなら、60オーバーの育つ環境でバスを活かすべきです。

日本の川は急流かつ大洪水が起きやすく、そもそもバスの生きる環境ではありません。

今、川でバスが繁殖しているのは、人間が無理やり放流するので仕方なしに生きているだけなのです。


越辺川ブラックバスですが、去年越辺川は警戒水位まで達し、度々大洪水となり、それ相当の水流で何もかも押し流しました。

つい最近も避難勧告ギリギリの水位まで達しています。

日本でバスフィッシングが心底本当に楽しめるのは、漁協の公認で漁協の努力でバスのエサなど放流して環境を整えている所です。


川にまたバスを放流しようとしている人、バスがかわいそうなのでやめてください。

埼玉県内の漁協は本当に困っています。バス釣りを入漁券を買わずにフィールドで楽しむ傍ら、

漁協は何の収入もなく、義務放流のみで魚を放流している漁協は赤字なため活動ができなくなっています。

漁協なんかなくなればいい!なんて思っている人もいるでしょう。でも、それこそフィールドは恐ろしい実態になり、

流域では漁業補償がなくなれば水質汚染が進み、好き勝手に魚を取り放題にし、川を無断で乱開発したり、不法投棄の巣窟

など様々なことが起きるでしょう。漁協は魚の放流だけではなく、川の監視・環境保全の役目も果たしているのです。

希少生物の保護などは、地域のボランティアで守られていたりするので、

ルールを守らない個人のバス釣りの楽しみのために、

大勢の人の善意が損なわれます。急激に進むブラックバス問題は生態破壊の何物でもありません。

バスの胃袋には、タナゴ・小鮒・オイカワ・ウグイ・シマドジョウ・ツチフキ・カマツカ・ヨシノボリ・クチボソ・モツゴ・モロコ・アユ・・・

日本の生態系・食物連鎖の中にいなかったのがブラックバスです。

そこを良く考えないで、人間の楽しみ・金儲けのために自然界を壊してしまうのはいかがなものでしょうか?

大正時代に、芦ノ湖に日本で初めてブラックバスを放流した実業家の赤星鉄馬は、生態系を考えて「芦ノ湖なら大丈夫だ」と

食糧源やスポーツフィッシングの夢を託し放流しました。中禅寺湖のレイクトラウト、湯川のブルックトラウトなども山上湖であるが故

在来種に危害を与えませんでした。ブラックバスは人造湖・山上湖・カルデラ湖その他導水のない池などにとどめ

生態ルールさえ守ればまた昔のような夢のあるバスフィッシングが楽しめるはずです。


以上、このブログでバス問題は最後にします。

いつの日か、生態など害せず気にせず、すがすがしい気持ちで、バスフィッシングが楽しめる日が来ればと願っています。





そして、ナチュラム様、今までありがとうございました。

不定期で気まぐれなブログながら、応援してくれていたみんな!ありがとうございました。



今度は気楽にやらせてもらいます^^
http://ameblo.jp/shigemataza←新しいブログ先です  


Posted by mataza at 00:48 Comments(0) お知らせ