被災地支援プロジェクト2

mataza

2011年05月29日 16:10

ボランティアセンターには
 日本全国から集まる

日々内容も進歩して
まとまって行くのが
わかります
























地域で唯一残った木造住宅の2Fからは想像を絶する光景が・・
ここは2Fの中間まで
波が押し寄せた
















調査中の
建物ベランダから



誰かの
思い出の写真・・




















人が建物を
壊したわけではないが
見事にバラバラだ・・






















ここは写真スポットになっているが、
ガレキ撤去の作業車が頻繁に行き来する為
危険。連日の重労働に作業者の疲れはピークに達しています。
ここでボランティアの人たちが笑顔で記念撮影をしていた所に、
ダンプの運転手が、人を殺すような勢いで怒鳴りつけたと言っていました。

常に被災地では、被災者の気持ちを考えて行動して行くことが
何よりも大事です。遠方多方面から来て頂くことはありがたい事です。
ですが被災地見学会のような軽い気持ちでは、
被災者の神経を逆なでする事となりますので、細心の注意が必要です。
地盤も下がり
ガレキも大量
大型船が数多く座礁している



















 地震・津波
そのあとに大火災で
すべて燃え
物質は原材料のような
ゴミとなった

















鹿折地区は大火災により、多数の犠牲者が出た地域

海から離れていたので安心して、逃げ遅れた人が大勢いたそうです・・


気仙沼市内各地でボランティア要請があり、そのニーズは様々である。
しかも避難生活されている方々の連絡がとりにくく、住所を聞いても
目印となる建物や道は破壊されていて、
その現場にたどり着くのが、なかなか容易ではない時がある。
津波は
大きなタンクも
簡単に流す





















 津波・火災で孤立した
大浦地区




















船を持ち上げることができる
サルベージ船













この地区
海面がかなり近い
まずい・・

台風・高潮時は危険



大浦地区の道路は、地盤沈下で満潮時冠水してしまう。
道路が少ないので、台風高潮時は孤立する恐れがある・・


 またあった!
木造住宅だ

海岸で津波にも耐え
残っていた


入母屋屋根の
小屋組みからして
ここも伝統工法の技術が
組み込まれていそうだ













狭い道の脇は、がれきの山で車通行も注意が必要
その隙間を縫って現場へ行く


大浦浪板地区の高台にあった依頼者の住宅
ここもよいお宅だ。津波にも耐えている。
 
 
高台にある住宅だが
3.5mまで浸水した



















やはりここも
しっかり建ててある
木造住宅

天井上まで浸水したが
クリーニング・リフォーム後
また生活できるであろう















後ほどボランティアの方々が床下の泥撤去に来ます!




今度は気仙沼、陸前高田の境にある、唐桑半島の先の入江の高台の住宅
海は見えず、海抜から15m以上はありそうなところで、
信じられないが3m浸水したという・・

 築120年の
木造住宅

おばあちゃんは
人生何度も津波を
経験している
















築120の家。浸水したが元の生活に戻りつつある。

おばあちゃんは「長生きしてても何もいいことがない、早く死んでしまいたい」なんていうので
matazaは「何言ってるの、こんな立派な家が残ったじゃない、これから良い事沢山あるよ!」
そんなことを口にしながら悔しさをかみしめている・・



ここの宅は、津波で家ごと2mずれた。だが、中のものはほとんど倒れなかったという。

 






















仮設住宅の建設が急務であるが
内装材料がなく進まない・・






















自衛隊・警察・消防と、現場では大活躍されていますが、

中でも、広域緊急援助隊(広緊隊)の方々は、行方不明者の発見に活躍されています。

広緊隊

宮城県内だけでも
いまだ5000人以上の
方々が
行方不明となっています


















復興の道のりは、かなり険しいですが、
短期間で見ていても、日に日に良くなっていることが分かります。

みんなで頑張れば、明るい日本がきっと来ると確信しました!!



さあ、またみんなでがんばろうぜ!
今、被災地で
本当に必要なのは
「人」です













その道のエキスパートは
みんな集まれ!

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